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社長の想い


有限会社畑中工業所

水島コンビナートの製鉄所を支える
レール敷設・補修・管理のエキスパート。

有限会社畑中工業所 代表取締役
畑中 浩一

製鉄所の操業に直結する高い専門性

鉄道レール敷設という言葉を聞くと、JRや私鉄などの交通輸送機関がまず頭に浮かぶと思うが、畑中工業所は特殊なレール敷設のエキスパートとして、50年を超える社歴を誇る。手掛ける現場は、倉敷市南部の水島コンビナート内にあるJFEスチール(株)西日本製鉄所。総面積1,089万㎡、岡山後楽園で換算すると80個分もの敷地を持ち、様々な鉄鋼製品を生産し、日本の産業を牽引している。

製鉄の原料を港から運び込み、出来上がった製品を搬出する工程に沿って、製鉄所構内には一般軌道と特殊軌道を併せて約181.5kmの線路が張り巡らされ、同社は、その6割以上に当たる軌道を敷設し、今日まで点検・補修・管理を続けてきた。

「製鉄所は365日24時間稼働していますから、軌道に不具合が生じれば脱線などにつながって生産がストップし、多大な被害が生じてしまいます。そんな事態を未然に防ぐために日々の点検を入念に行い、突発的なトラブルにも対応できる体制を整えています。私たちの仕事は製鉄所の操業に直結しているんです」と、畑中社長は仕事の重要性を語る。

やりがいは、社会に貢献した仕事が形として残ること

畑中工業所の創業は昭和39年。水島コンビナートに日本の産業の主軸を構成する企業が誘致され、次々と工場が建設されている活気にあふれた時代だった。

「ちょうど同じころ、創業者である父親が水島で溶接の仕事を始めていました。製鉄所構内のレールは、交通輸送機関の鉄道とは違って枕木に鉄を使っていたため、溶接技術を持つ弊社に声がかかったんです。当時コンビナートは建設ラッシュで、ほかの工場の配管工事なども手掛けていたそうです」

畑中社長は高校の情報処理科を卒業後、プログラマーとして民間企業に2年間勤務。その後、倉敷市の職業訓練校で溶接技術を学び、家業を継ぐために入社。平成8年には代表取締役に就任した。

この仕事の醍醐味は、自分の仕事が形として残り、社会に役立っているのが目に見えることだという。

「時代の要請に応じて、JRのレール敷設工事や瀬戸大橋の架橋工事、水島臨海鉄道の高架工事など、地域のインフラ整備にも携わり、阪神大震災の時は、復興支援の工事にも出向きました。地域にも製鉄所にも自分たちの仕事が役立っているのを見ると、やってきてよかったなと思いますね」と、畑中社長は今日までを振り返る。

チームを組み、安全第一で働くために求められる資質

危険と隣り合わせの仕事であるため、畑中社長は様々な場面で社員に声をかけるようにしている。

「6、7名、大掛かりなものでは10数名で一つのグループを作って仕事を進めます。危険な作業も多いですから、安全を第一に常に思いやりと仲間意識を持って互いに声がかけられる良好な関係を作り、毎日を楽しく、仕事に取り組んでもらいたいですね」

現在、社員の年齢構成は30歳から50歳代で、他業種を経験した中途採用の社員が多い。畑中工業所の仕事は一般的にはあまり知られていないが、「線路が好き」「軌道に興味がある」という理由で就職を希望する人もいる。

「昨年は、JRで保線の仕事をしていた人が、昼間の仕事をしたいということで入社しました。仕事の量が安定していて転勤もないので、落ち着いて取り組めると思います。また、専門的な技術の習得や資格取得は必須ですが、現場で先輩を見ながら勉強できますし、費用も全額会社が負担しています」

また、突発的な事態が起こり、夜間に現場へ出動しなければならない時のために当番制が組まれているが、安全を最優先に、「無理のない、できる範囲の対応で頑張ってほしい」と伝えている。

新しい時代の技術とプロ意識で次のステップに挑む

畑中工業所の仕事は現在、JFEスチール(株)西日本製鉄所(倉敷地区)の構内に限られているが、今後は福山地区も手掛けたいと考えている。その第一歩とも言える改革が、検査データ管理システムの開発だ。長年データ管理を人の手に頼っていたが、社員の提案が採用され、IT技術を生かしたシステムがゼロから開発されたのだ。

「システムによって、かなりの効率化が図れました。しかし、倉敷地区も福山地区もまだまだ効率的でない部分があるので、弊社の専門性を発揮した提案で、仕事の幅を広げていきたいですね。今後、IT技術の活用に関して、若い人にとっては面白い展開になるかもしれません」と、畑中社長は若い人材の獲得にも期待を寄せている。

一人ひとりの仕事に対するモチベーションが高く、社員同士の助け合いも自然と成り立っている現場。また社員のアイデアを拾い上げて活かそうとする柔軟な社風。そんな環境で、プロとしての技術や意識を高めていくことは、大きなやりがいとなるに違いない。

取材:Goen 2018/5/21

社長プロフィール

1963年生まれ。プログラマーとして民間企業に勤めた後、22歳で畑中工業所に入社。創業者である父の跡を継ぎ、平成8年に社長に就任。休日は趣味のロードバイクで鷲羽山や吉備路、足をのばして蒜山などへも出かける。

会社概要

会社名 有限会社畑中工業所
設立年月 1964年11月
代表取締役 畑中 浩一
社員数 13名
(2018/5/21 現在)
平均年齢 43.9歳
(2018/5/21 現在)
事業内容 線路の据え付け・補修・点検、土木工事
本社所在地 岡山県倉敷市広江1-2-28
URL http://hatanaka.co
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